新築・住宅電気配線

私たちが毎日なにげなく利用しているものの中に「コンセント」があります。皆さんもよくご存じですよね?

電力会社から届けられている電気を私たちが安全に利用できるのは、この「コンセントという仕組み」があるらかだともいえるのです。

ただこの仕組み、個人や素人がDIYで簡単にできるものではなく、電気工事関連の線用語では「配線工事」というとても手間のかかるものとなっています。

以下に主な配線工事の種類を上げてみましょう

 

■主な配線工事一覧

①コンセント配線
各部屋に設置するコンセントの数に併せて、電気配線を行います

②スイッチプレート配線
各部屋に設置する照明や換気扇などをON・OFFするスイッチの電気配線を行います

③照明器具用配線
ON・OFFするスイッチからの電気配線を照明器具まで配線します

④木造住宅の配線工事
①~③の配線工事を木造住宅で行います

⑤コンクリート造の配線工事
①~③の配線工事をコンクリート造住宅で行います

⑥オフィスの配線工事
①~③の配線工事を事務所やオフィスで行います

⑦店舗の配線工事
①~③の配線工事を店舗などで行います

⑧工場の配線工事
①~③の配線工事を工場などで行います

 

こうして見ると基本的な工事は

・コンセント配線
・スイッチプレート配線
・照明器具用配線

の3点に集約されることがわかりますが難しいのはここからです。

 

■電力会社からやってくる電気の線は1セットしかない
当たり前じゃないかっていう声が聞こえてきそうですが、その意見は正解です。ただ問題はそこではなく、この1セットつしかない電気のやってくる線を、

①安全に配慮しながら
②利用したい場所へ
③どのくらい分けていく必要があるのか

というように、電気を利用するそれぞれのご家庭に合わせた「電気配線設計」が重要になってきます。

 

■新築住宅への電気配線工事
新築住宅の場合が、設計段階から電気配線が盛り込まれることが多く、その配線図に沿って電気工事を進めていきます。まだ人が住んでいないこともあるので、比較的スムーズに行うことのできる工事ですから、普段の生活に支障が出ることはあまり考えなくていいでしょう。

 

■すでに住人がいる住宅への電気配線工事
こちらは新築住宅に比べ制約が多いことから難易度の高い電気配線工事となってきます。例えば…

・壁の向こうの電気配線はどこにあるのか?
・配線の電気容量(=電気を供給する総量)に余裕はあるのか?
・電気工事のために電気を止めて問題はないのか?
・etc…

という具合に、電気工事にともなう安全面へ配慮しなければならないハードルが格段に上がるといってもいいでしょう。

 

■電気配線工事の検討は安全な生活への第一歩
どこのご家庭でもコンセントが足りなくて、簡易的なコンセント増設タップを使うことはよくあります。

ただ同時にそれらのコードが絡み合う「たこ足配線」状況は、漏電や電気の使用容量オーバーによる発熱・発火の危険がともなうこともまた事実です。

電気配線工事はどこのご家庭にでもある「安全に電気が利用できない状況を改善する」ために、もっとも効果の高いものです。

ご家族が安心して電気を使える。安心・安全な生活を寺田電気がサポートさせていただきます!!

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