電気配線工事はタイミングが重要です。一番ベストなタイミングは新築住宅工事ですが、そもそも電気配線設計も建築設計に組み込まれるものですから、特に気にすることはないでしょう。
ただし、住宅が完成し暮らし始めてから不満が出てくることはよくあります。
・もう少しコンセントが欲しい…
・このスイッチの位置を変えたい…
・使用できる電気容量を増やしたい…
こういった不満が電源タップによるタコ足配線へと繋がるわけですが、電気配線工事だけをおこなうのも費用的になかなか難しいものがあることも事実。そこでポイントとなってくるタイミングが、
・増築
・改築
・リフォーム
になってきます。この中でも「増築」時の電気配線工事に関しては、既存の配線をどのように分岐させ配線するかにとどまりますが、「改築」と「リフォーム」に関しては電気配線全てをトータルで再構築することも可能。新築時に不満だったポイントを補うこともできますし、より便利に電気を使用することができます。
また「改築」や「リフォーム」の場合、電気を供給する電線を全て新しものへと交換することもできます。
電線も長年使っていると経年劣化により電気抵抗が大きくなり、電気を無駄に消費してしまう原因となりますし、電気抵抗の増加は電線そのものの発熱にも繋がってきますので、火災リスクも抱えてしまうというわけです。
木造住宅にお住まいの場合、目に見えないところでの出火は大きな被害に繋がりますから、「増築」、「改築」、「リフォーム」といったタイミングでの電気配線の見直しを適切におこなうことをおススメします。
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